ライン上のアリア

AIの驚異(脅威)について、いろんな識者が指摘している。

ふと思ったこと。

LINEというアプリの利用者は数千万人という桁だ。自治体や政府も利用している。

「LINEのようなチャット形式のやり取りの記録をAIに学習させたらどうなるだろう?」

AIは自分で学習することができる。顔認証システムの場合、事前に登録された人物の顔写真をもとに特定の人物を検出する。例えばそれがYさんだっとする。AIは、目の虹彩のパターンや、目鼻などの部分の配置の特徴を記憶する。収集した画像データとその基準を照合することでAIはYさんを特定することができる。

分かりやすく言えば、お手本を記憶して、それに近いパータンを探し出すのがAIの作業になる。学習能力はかなり高い。例えば、ヨハン・セバスティアン・バッハの曲の楽譜をお手本として読み込ませ、バッハ風の新曲をアレンジすることも実際に行われている。明治の文豪の文体に似せて、エッセイをリライトさせることもできる。といった具合だ。

私がLINEのことで気になったのは、忙しいときに「私に変わっってAIにチャットの返事をアレンジしてもらうことは可能だろうか?」ということだ。

AさんとBさんのチャットの履歴を100~1,000回分くらいのやり取りをAIに記憶させたら、「こんなときは、こんな感じの返事」というパターンを作り出して、自動的に返信するのは技術的には可能だろう。

では、AさんとBさん両方ともAIにしたら?

チャットのやり取りはどこまで続くのだろうか??????

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